子どもの頃大好きだった「こまったさん」シリーズ。
寺本輝夫さんのストーリーはもちろん、食べものとおしゃれ大好きっ子な私は岡本颯子さんのイラストに乙女心をくすぐられまくりで、学級文庫にあった「こまったさん」を繰り返し読んでいました。(確か「こまったさんのラーメン」)
おいしそうだな〜、かわいいな〜、お腹すいたな〜、作ってみたいな〜という感情が大渋滞。
私と同じく、「こまったさん」シリーズに夢中だった人は多いんじゃないかな。
お菓子の「わかったさん」シリーズもたまらなくかわいいけど、私は断然こまったさん派!
成長するにつれて好きなものはどんどん変化してきたけど、結局私が1番好きで心がときめくのは
おちゃめキュートなこまったさん。
今では私のファッションアイコンです!
こまったさんのレシピブック発見
息子に読み聞かせる絵本を探しに図書館通いの日々の中、児童文学コーナーで「こまったさんのレシピブック」を発見しました。
本に登場するお料理のレシピをまとめたこの一冊は、かつて憧れたお料理を再現するというプチ夢を叶えてくれて、ストーリーも載っているので懐かしさで胸いっぱい!
眺めているだけでも小学生のころのワクワクが蘇ったけど、私はもう大人なので、ワクワク妄想するだけじゃなくて夜ご飯にこまったさんのご飯作っちゃおう!
と、いうことで作ってみました「いかカレー」
玉ねぎ 1/4個 トマト 1個 するめいか 1杯 バター 30g
寺村輝夫,「こまったさんのレシピブック」,あかね書房,2020年出版,10ページ
カレー粉 小さじ1 塩 少々
玉ねぎを炒めてカレー粉加え、トマトとイカも合わせて塩で味を整えたら完成!
とっても簡単で何もこまらなかったけど、気分はこまったさんなので一応口癖は「こまったこまった」
これなら小学生の私も作れたな〜なんて思ったり。
いかの風味とスパイシーなカレーがよく合う、フレッシュトマトが爽やかなの一皿でした。
ちなみにこまったさんの公式ツイッターもあって、こまったさんを最新情報をゲットできるので、お好きな方はぜひフォローしてみてくださいね!
料理好きの入り口
料理が好きになる入り口は色々あるけど、私は幼い頃に読んだ絵本やジブリ作品に登場するおいしそうな料理が、食に興味をもったきっかけだと思います。
かこさとしさんの「カラスのパン屋さん」のいろんなパンが描かれたページや、「となりのトトロ」のさつきのお弁当、「天空の城ラピュタ」のシータが作るご馳走などなど。
食べ物そのものが好きで、食べることも好き。
自分でも作ってみたい、好きなものを作りたい!
こうして私は料理好きに育ちました。
小学生の頃は、食品サンプルが欲しくて河童橋で大泣きしたことも。(スパゲッティがフォークで宙に浮いてるやつをおままごとに使いたかった)
みなさんの入り口はなんですか?
おいしい食べ物は毎日を幸せにしてくれて、食べることも、誰かのために作ることも楽しいなと思います。
現時点で息子も食べることが大好きで、離乳食をとにかくよく食べます!
食べ終わると「もっとくれ」と毎回大泣き。
もう少し大きくなったら一緒に料理をしたり、畑にお手伝いに行ったりして、食べること・作ることを、「楽しい」と思ってくれたらうれしいな。
みなさんの入り口も教えてくださーい!
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